どんぶりちゃわん

作品やイベントの雑感等々

輝きを追い求めて

名古屋・神戸公演を終えて

皆さん始めまして。

サケ茶漬けと申すものです。

今回は現地でHappy Party Train Tour(以下HPTT)名古屋公演2日目を見て思ったことや「新しいみんなで叶える物語」の意味、Next Step Project!についてぼんやり考えていること、言葉そのものを少々かみ砕いた程度の内容をつらつら書いていこうかなと思います。

…遅すぎるなんてことないよね!

自分で思ったことを書き起こすことには慣れていないのでお見苦しい点も多々あると思いますが、最後まで読んでいってくださるとうれしいです。読んで思ったこと言ってくれたらたぶん狂喜乱舞します。

 

届かない星だとしても

まずは特に語りたかった曲をピックアップ。

2曲目にこの曲はアツい。

前日の2曲目がPops heartで踊るんだもん!だったのでセトリそのままなのかな~と思い聞いていたら予想外のメロディが耳に飛び込んできてつい、「まじか…」と呟いてしまいました。

すぐに我に返り、この曲を歌って踊っているAqours9人の姿を目に焼き付けようと必死にパフォーマンスを見つめていました。

 

届かない星だとしてもという曲はとてもAqoursらしい曲だと思っていて、特に「届かない星だって 手を伸ばす勢い持って 届かないって決めないで 手を伸ばせ! それから悩め!」というフレーズが印象的です。

 

先日初めてサンシャインの舞台である、沼津・内浦に訪れました。

その際ふと、ここで見る星はきれいなんだろうなあと感じ、同時に「何もない」と思っていた場所にいたから「星」であるμ'sもよりいっそう輝いて見えたのかなあなって思ってみたり。

次は沼津で一夜を過ごしてみたいですね。

 

この曲はμ'sを追いかけて無謀な挑戦を続けてきたAqoursだからこそ歌える曲であって、サンシャインの楽曲の中でも1.2を争うくらい好きな曲なので現地で聞けたのは死ぬほどうれしかったです。

 

太陽を追いかけろ!

曲中のAqoursキャストの心からライブを楽しんでいそうな笑顔やほほえましいやり取りについ顔がほころんでしまう、そんな気持ちいいの曲でした。

この曲、現地で聞いて自分の中で一番評価が上がった曲です。

というか、一番好きになったかもしれません。

それくらいインパクトが強かった…。

実はこの曲HPTTが始まるまであまり好きでは無かったんですよ。

なんというか…この曲におけるAqoursのNext Stepさに現実味がなかったというか。

でもそんな思いは名古屋公演で実際にこの曲を聞いたときにすべて吹き飛びましたね。

私にとってAqoursとはアニメ最終話で一歩を踏み出したばかりだから支えてあげなきゃなと思わせられる存在だったんです。

でもそれは思い違いでした。

この曲のパフォーマンス中、Aqoursキャストのはじけんばかりの笑顔に、「何も心配はいらないよ!」と、そういわれている気がしました。

この記事を読んでくださっている方ならご存知かもしれませんが、1st liveまではAqoursキャストとして自分たちをファンが迎え入れてくれるか不安だったという旨のキャストからのコメントが各所で目に見受けられましたね。

でも実際にHPTTのパフォーマンスを目にしたら、もう不安なんて微塵もないわけで。

不安どころか自分たちの目の前のファンは絶対ついてきてくれる、という私達に対する信頼まで感じました。

そんな堂々たるパフォーマンスを見て、彼女たちはもう新しい道を走り出しているんだ、一生懸命ついていかなきゃな!

そんな気持ちになりました。

 

新しいみんなで叶える物語

HPTT名古屋・神戸公演を終えてNext StepをしつつあるAqours

HPTの帯には「新しいみんなで叶える物語」とありますが、どのような意味が込められているのかを考えていきたいと思います。

 

①新しい「みんなで叶える物語」

まず思いつくのはμ'sの意思を受け継いだAqoursによる新しい「物語」、という意味です。

言い直せば、「みんなで叶える新しい「物語」」というように「物語」に「新しい」がかかる形となります。

アニメ12話では千歌たちが"0"から"1"へを目標に、μ'sの背中を追いかけることをやめ、自分たちの気持ちに従って自由に走り始めました。

走り始めた先に待っている物語、それはどんなものなのか?

HPTT名古屋・神戸公演を全速力で駆け抜けた彼女たち。

もう彼女たちの次の物語は始まっています。

アニメ2期、LIVE&FAN MEETINGなどこれからのAqoursの活動から目が離せませんね。

 

②新しい「みんな」で叶える物語

そしてAqoursAqoursから輝きを受け取った人たち「みんな」が叶える新しい物語という意味が考えられます。

自分もHPTT 名古屋公演 2日目に参加し、Aqoursから輝きを受け取った人の1人なのですが、①の新しい物語という意味よりも②の「みんな」が強調されている部分が強いのかな?と感じました。

アニメ13話での「みんな、一緒に輝こう!」というセリフからも見られるように千歌がみんなで輝くということを願っていることからも当たり前といえばそうなのですが…。

 

Aqoursのワンマンライブに現地参加するのは初めてだった私ですが、Aqoursのここが好き!というのを改めて見つけることができました。

それは彼女たちが常に私達がついてきてくれているかどうか振り返って確認してくれることです。

「まだまだ盛り上がっていけますか~!」

「まだまだついてきてくれますか~!」

「ほんとのほんとについてきてくれますか~!」

ライブではいつも行われる当たり前のことかもしれませんが、日本ガイシホールで聞いたこれらの言葉ひとつひとつに心を打たれました。

「みんなで輝く」ということを本当に大事にしてくれているんだなって。

あいきゃんがラストのMCで言っていた「Aqoursとみんなの10両編成で!これからも進んでいきます!」といった言葉にもその気持ちは現れているように思えます。

 

そんなAqoursメンバーの温かい想いに触れ、涙があふれて止まらなかったことが印象深いです。

 

Next Step Project!とは

上記のことを踏まえて「新しいみんなで叶える物語」の序章であるNext Step Project!とは何なのか。

ずばりNext Step Project!とはキャストとキャラクター18人のAqoursと輝きを受け取った人たちが一緒にステップアップしていく、つまりファンとキャラクターそしてキャストが一緒に成長していこうというものだと考えます。

まあ文字通りの意味なんですけど…。

 

μ'sによる「みんなで叶える物語」でも「みんな」には私達ファンも含まれていました。

もちろん今までのAqoursによる「みんなで叶える物語」にも。

しかし「新しいみんなで叶える物語」には一緒に輝こう!というメッセージが前面に押し出されているように思えます。

たとえばアニメ最終話。

Aqoursが東海地区最終予選に臨む際、浦の星女学院全校生徒が応援に駆け付けてくれました。

全校ですよ、全校。こんなこと普通あり得ませんよね。

でもそんな普通ではあり得ないことをやってのけるのがAqoursなんです。

全校生徒を動かしたAqoursの姿に「私達が引っ張っていくからついてきて!」、そうメッセージが込められている気がします。

 

Aqoursという私たちの先頭に立って走ってくれる存在がいるから私たちは輝ける。

みんなで輝くということを大事にしているからこそ、その輝きを受け取った誰しもがついていく。

ついていくという表現はあまりよくないかもしれません。

私が抱いているイメージで一番近いのは横一線に並んでいる、という感じですね。

輝きを手にした人たちがそれぞれの夢を叶えていくんです。

「叶え、みんなの夢」ではなく「みんなで叶える物語」なんです。

Aqoursはみんなを引っ張っていくんですよ。想いを乗せて。

 

気づけばHPTT埼玉公演ももうすぐ。

みんな、一緒に輝こうね!!!