µ'sから目を背けた男の話。
どうも、サケ茶漬けです。
今日はμ'sの話。
ラブライブ!µ's Final LoveLive!~µ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~から丸2年。
µ'sがその物語の幕を一旦閉じてから2年。
「もう」2年と言うべきなのか、「まだ」2年と言うべきなのか。
と、しみじみ振り返っていますが、僕はFinalライブを観ていません。
µ'sの「終わり」から目を背け続けている人間なわけです。それが意図してか、意図せずしてかは別として。
僕がラブライブ!に出会ったのは3rdライブと4thライブのちょうど中間くらい。
スクフェスから入り、アニメを見て、しばらくしてから声優さんのことを知って。
それまでの人生の中でこんなに一つのことに夢中になったことがあったか、というくらいのめり込みました。
こんなに夢中なんだから一生好きなんだろうな、と根拠のない自信を抱いていた過去の自分。
でも冷めるときはいつも一瞬で、唐突で。
気づいたらいつの間にかµ'sのことを追わなくなっていました。
劇場版を観たのも地上波で放送されてから。
今こんなブログを書いていますが、µ'sにかける熱量が完全になくなった時期があるため、どこかµ'sに触れることに後ろめたさを感じる自分がいる。
そんな僕はもう一人の自分に問いかける。
「そんな人間に振り返る資格なんてある?」
意味のない問。それはわかってる。資格なんてもの最初からいらない。
でも問わずにはいられない。
一度目を背けてしまった人間だから。
そんなこんな考えているうちに時間はどんどん過ぎ去っていくわけです。
考えててもしょうがないなと思い、とりあえずµ'sの曲を聴き始めました。
懐かしい曲、自分が冷めてしまってからの曲、いろんな曲を聴きました。
そうしているうちに流れ出す「MOMENT RING」。
この曲を聴くとまるで昨日のことのように蘇る、彼女たちに全力だった日々。
1期1話を見たときの異様なまでの引き込まれよう。
初めて「ライブ」という場で現実に飛び出してきているµ'sを見たときの衝撃。
「KiRa-KiRa Sensation!」を初めて聞いたときの感動。
いろいろなものが胸にこみ上げてくる。
もう一度問いかける。振り返る資格があるか、と。
ないわけがない。µ'sを夢中で追いかけていた瞬間があったのだから。
人それぞれµ'sを夢中で追いかけていた瞬間の集合体である「MOMENT RING」があり、それが大切な思い出かつ人生の糧であるわけですよね。
追わなくなった期間があるとかいうのはどうでもいい。
夢中だったとき抱いた感情、彼女らに動かされた自分が消えるわけではない。
ずっと胸に残り続ける。
「ないことがあった」のが重要なのではなく「あることがあった」のが重要なのだと。
ようやくそう思えたんですよ。
瞬間をリングへと閉じ込めて いつも眺めてたい
これからはもっとよろしくね だって離れたりできるはずないんだよ
µ'sとの日々はいつだってそばにあった。
これまでも、そしてこれからもそばにあり続ける。
思い出だけじゃないからね
あたらしい夢が生まれてくると 僕たちは知ってるよ
今思えばこの人生、ラブライブ!に触れてからはµ'sからもらったものを糧にして歩んできました。
嬉しいときも、寂しいときも、どんなときも。
歩みを進めるうちに生まれるのは、他人に笑い飛ばされてしまいそうなちっぽけな夢や人生に関わるであろう大きな夢、様々な夢。
その夢を叶えようと努力してこれた、今でも努力できているのはやっぱりμ'sのおかげという部分があるんですよ。
自分自身も努力はしてきたし、周りの身近な人たちに助けられることもあった。
でもµ'sに助けられてきたこともたくさんあったよね、と思うくらいにはお世話になっていることを最近思い知らされました。
こんなブログを書く程度にはね。
2年越しにまた大切なものをµ'sからもらい、芽生えるのは感謝の気持ち。ただそれだけ。
Finalライブもいつか見ようと思ってますが、ここまでくるともう生半可な気持ちでは観れなくて。
「僕も夢を叶えたよ」と彼女たちに胸を張って言えるような、そんなときに観たいんですよね。
大きな夢を叶えたときにこそ、心からの「ありがとう」が出てくるような気がするからね。
なので観るのはまだ先です。
でもやっぱり言っておきたいんですよね、感謝の言葉を。なのでとりあえず形にします。
今まで支えてくれてありがとう。これからもよろしくね。