どんぶりちゃわん

作品やイベントの雑感等々

あしたは晴れ。

 CYaRon!ファンミ現地初参加でした。どうもサケ茶です。

 実は去年のファンミでも大阪公演に参加してて、その時は3階最後列だったんですよ。今回は座席どこだったと思います?なんとね、2列前になったんですよ。去年より2列前進!やったぜ~!なんて連番者とはしゃいでました。ごめんなさい、席のことではしゃいでたのは僕だけかもしれません。

 それはさておき今回のファンミ、トークパートもライブパートも最高だったんですけど、「空も心も晴れるから」が本当に良かったんですよね。僕、この曲に対してなんとなくつらい印象を抱いてたんですよ、なんとなくね。たぶんアニメの印象なんでしょうけど。でも今回CYaRon!の3人は笑顔で歌い上げてくれたんですよね。それで曲の印象がガラッと変わりました。

 この曲、「明日を笑顔で過ごせるように」って曲だと思うんですよね。そう今回のファンミで感じました。「家に帰ったら」とか「目覚めたら」とか気持ちのリセット地点が用意されてて、そこを過ぎたら「よし明日から頑張ろう!」って気持ちになる、みたいなね。

 僕が思うにCYaRon!ってユニットにはどうしようもない無力感みたいなものが根底にある。ユニットシングルの表題曲のような、アップテンポで明るい曲調に乗せられている前向きな歌詞からはそんなこと露にも思わせないけれど。前向きすぎるからこそ裏にある虚無感みたいなものを勘ぐってしまうのかもしれません。だって毎日が朝から全開だったらわざわざ「朝から全開!」って歌わなくないですか?本当になんでもできるなら「なんでもできそうだ!?」なんて歌わなくないですか?

 まあこれは僕がそういう気持ちを抱きながら歌っていて欲しいというただの希望かもしれません。でもやっぱりCYaRon!って素直な感情を隠しがちだと思うんですよね。隠しがちって言うと聞こえが悪いかもしれませんけど、「こうしたいからこうする」じゃなくて「こうした方がいいからこうする」みたいなところあると思うんですよ。「そっちの方がいいね」なんですよね。サクラバイバイなんかはかなりストレートにそういうところ出てると思うんですけど。気持ちはストレートでは無いことがストレートに出ているということです。わかりづらっ。

 そんなどうしようもない無力感を抱えている(かもしれない)CYaRon!が歌ったからこそ、空も心も晴れるからは笑顔の曲になったように思うし、やはりあれはCYaRon!の魅力が存分に発揮されていたように思うんです。ああ、ユニットファンミが開催されて本当に良かったなあと思うわけです。そんな多幸感に包まれた僕はもう無敵なんですよね。

 あとはCYaRon!がユニットファンミを優勝してくれれば思い残すことは何もありません。

 CYaRon!優勝。それしかないでしょ。

 しゃろとものみんな、東京ファンミは一緒に全力で応援していこうな。じゃ。