どんぶりちゃわん

作品やイベントの雑感等々

Virtual to LIVE in 両国国技館 2019 私感

VtL両国の備忘録です。気になったところをつまんでいきます。

 

↓セットリスト

1.Sharpness.../剣持刀也

2.ダンスロボットダンス/剣持刀也、勇気ちひろ

3.Los!Los!Los!/勇気ちひろ

4.メランコリック/椎名唯華cover

5.ロキ/椎名唯華、笹木咲

6.命に嫌われている。/笹木咲

7.恋愛裁判/夢月ロア

8.secret base~君がくれたもの~/夢月ロア、鈴原るる

9.ガーネット/鈴原るる

10.小さきもの/戌亥とこ

11.オトモダチフィルム/戌亥とこ、御伽原江良

12.おねがいダーリン/御伽原江良

13.千本桜/静凛

14.God knows.../鈴鹿詩子

15.バレリーコ/森中花咲

16.気まぐれメルシィ/森中花咲、える、鈴鹿詩子

17.MESMERIZER/える

18.君は薔薇より美しい/ジョー・力一

19.あいがたりない(feat. 中田ヤスタカ)/月ノ美兎

20.林檎もぎれビーム/鈴原るる、える、ジョー・力一、月ノ美兎、樋口楓

21.MARBLE/樋口楓

22.dream triangle/JK組(静凛、月ノ美兎、樋口楓)

UN1.Virtual to LIVE/にじさんじ

Virtual to LIVE in 両国国技館

 

 

1.Sharpness.../剣持刀也

剣持お前かっこいいよ。ライブの掴みとして本当に完璧だった。この曲ライブで初めて聞いたんだけど、剣持刀也イメージソングだけあって愛に溢れてたね。別に作り手じゃないけどファンメイドの曲をこんなデカい舞台で歌ってくれるの凄く嬉しくなっちゃった。個人的に剣持のラップを生で聞けたのが嬉しかったな。剣を鞘に収めて背中を見せるラストのシーンマジでシビれた。


6.命に嫌われている。/笹木咲

イントロが流れ出した瞬間思わず膝に手をつきました。笹木、大好きだぞ!!!嫌いなわけないだろうが!!!笹木咲を好きになったきっかけが『笹木は嫌われている。』だったから本当に嬉しかった。笹木の良いところっていつみても楽しいところだと思うんだけど、そんなやつがこのおっっっもい曲歌うのさすがに応えたね。でも最後に誰やねんを叫ばせて笑いに昇華するのは最高に笹木咲らしかった。


7.恋愛裁判/夢月ロア

じーざすなのだ???

この曲歌うロアちゃんの小悪魔っぷりに堕ちた。左右にぴょんぴょこ跳ねるのとその度に揺れる背中の羽がめちゃくちゃ可愛い。気まぐれなロアちゃんに振り回されてえな…。

いつもと違ってパッキリした声の出し方だったからそのギャップに恋しそうになっちゃったね。


9.ガーネット/鈴原るる

蘇るあの夏の記憶。雲一つない快晴の空、焼けるように肌を刺す太陽の光、麦わら帽子を被った桃色の髪の少女。こちらに振り返り、笑いかける姿はまるで向日葵のようだった。失ってから気づいたんだ。俺はあの夏、鈴原るるに恋をしていた。

そんな記憶ないんですけど。

優しく丁寧に歌い上げる鈴原の姿には思わず涙がこみ上げてきました。


10.小さきもの/戌亥とこ

戌亥とこ、にじさんじの歌姫の名に偽りなし。

イントロのアカペラには思わず鳥肌。画面の向こうで聞くのとは訳が違う。両国国技館を声一つで支配する圧倒的歌唱力には屈するしかない。あの瞬間は正に戌亥とこの独壇場だった。


12.おねがいダーリン/御伽原江良

ギバラさあ...

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼント何がいい?やっぱり赤スパ?

本人もパンフで言ってたけどこの曲御伽原江良に合いすぎてるんだよな。最強。


15.バレリーコ/森中花咲

森中この曲歌うには幼すぎるだろ!!!

最近森中三枝のマイクラ配信を見てるんですけど、アッキーナがかざちゃんの歌動画絶賛してたから聞いてたんだよな。そしたらこれよ。最高すぎる。

綺麗に高音が抜けて聞こえるかざちゃんの歌声と曲が合ってて最高。

 
18.君は薔薇より美しい/ジョー・力一

これさすがに今回一。力一は最高のエンターテイナーだった。マン・オブ・ザ・マッチ、ジョー・力一。異常に伸びるロングトーンにはただ圧倒されるばかり。普段の力一像が3Dになってひょうきんな動きで補強されるめちゃくちゃ解釈の一致って感じだったな。

力一、俺も前より変わってるか?

 

19.あいがたりない(feat. 中田ヤスタカ)/月ノ美兎

「大丈夫です」と優しく囁きかける月ノ美兎の心強さたるや。これは「これからも大丈夫」という未来に対する言葉なのかもしれないし、「私たちは大丈夫」という彼女らの実在に対する言葉なのかもしれない。色んな意味を内包した僕らへの言葉。全ての意味をくみ取れるわけではないけれど、思わず身を任せたくなるような優しい言葉が心にストンと小気味好い音を立てて僕の胸へと落ちていった。


20.林檎もぎれビーム/鈴原るる、える、ジョー・力一、月ノ美兎、樋口楓

力一が絶望少女達4人を従えてのセンター。バックのメンバーが豪華すぎるだろ。

鈴原の綺麗なステップとその隣で絶妙にダサいステップを踏み続けるえるちゃん大好きだよ。

「変わったあなたを誰に見せたい?」はさすがにシビれたね。力一、俺もそっち側に行ってやるから待ってろよな。


21.MARBLE/樋口楓

でろーんメジャーデビューおめでとう。所属レーベルが発表されたとき思わず両拳を天に突き上げました。Lantisに無限の信頼。今までの道筋をなぞるような歌詞には涙を誘われました。正直あんまり記憶ないから早く聞かせてくれ。てか作編曲光増ハジメは神だろ。


UN1.Virtual to LIVE/にじさんじ

そう、俺はこの曲を聞きに今日ここまで来たし、ここまで生きてきたんだよ。

この曲は「どうしようもなく今を生きてる」の強烈すぎるパンチラインに尽きる。Vtuberという曖昧な存在である彼ら彼女らだって「どうしようもなく」僕らと同じ「今」この時を確かに「生きてる」。目の前で確かな実在を伴って紡がれるこの言葉にはさすがに感極まって泣いてしまった。

ラスサビ前では全員がバックライトに照らされ、シルエットだけの状態になる。なぜだろう、輪郭だけになるとより確かに存在を感じられる気がする。2次元と3次元の境界なんてものは案外すぐ近くにあるのかもしれない。

そして後に続いたのは月ノ美兎の「行きましょう」という静かでありながら決意に満ち溢れた一言。まるで彼女に手を引かれているようだった。立ち止まるとか振りほどくとかネガティブな選択肢は浮かんでこなかった。胸の中に存在するのは彼女がこれから紡いでいく景色を見てみたいという純粋な好奇心だけだった。

 

 

 

総じてめちゃくちゃ楽しくて満足度が高いライブでした。初出しの発表がたくさんでこれからもにじさんじから目が離せません。Vtuber、正直ここまでの規模の人を熱狂させ動かせるコンテンツになると思ってなかったし、本当にこれからが楽しみ。こいつらの歴史に一枚噛みてえな~~~という密かな野望を携えてこれからも追っていきたいと思います。