どんぶりちゃわん

作品やイベントの雑感等々

伊波杏樹さんの在り方。

 どうもサケ茶です。3rdライブに臨むにあたって出家したので改名しました。 

 

いや、ハンネが変わったのなんてどうでもよくてですね…。

3rdライブもうすぐですよ。なんだかんだ早かったね、時が過ぎるのは。もう2ndライブの埼玉公演から9か月ほど経ちます。あれからアニメ2期もあり、ファンミもあり、ユニットカーニバルもあり。Aqoursの活動が楽しみで「これがあるからそこまで頑張ろう」と今までよりもメリハリがある生活が送れていた気がします。

 

より「今」を大事にできたかな、なんて。

 

 さて、もうそこに迫っている3rdライブですが、あなたは何に「期待」しますか?という話です。僕はどうしたって「推し」に期待してしまうんですよ。

 

 

  • 「推し」の話

「好き」の形というものは多種多様なもので、「このキャラが好き!」「このキャストさんが好き!」「この曲が好き!」とたくさんあると思います。その中で一層強くこだわりを持ち、そのものに対して特別な感情を抱かざるを得ないものが「推し」なわけですよね。たぶん。結構な人が「推し」に期待すると思うんですよ。僕はそうです。

自分の話をさせてもらうと、キャラクターで言えば千歌、善子、梨子あたりが好きです。まあメンバーみんな好きなんですが。でも「推し」ではないんですよ。自分がどこのカテゴリに入るかと言われたら、いわゆる「箱推し」に分類されるのでしょう。

 

キャストに「推し」はいます。伊波杏樹さんです。好きです。超大好きです。あとで話すのでここではこれくらいにしておきます。好き。

 

そして3rdライブで聴きたい曲があります。

それは高海千歌ちゃんのソロ曲「One More Sunshine Story」です。

これがまた良い曲なんです。アニメでの千歌の軌跡、そしてこれからの道まで想像させてくれますよね。

「Beginner's Sailing」のように「さあ一緒に!」と言われているわけではないんですけど、つられて足が勝手に動き出しちゃうような、そんな曲。背中で語る高海千歌ちゃんになんど勇気をもらったことか。特に2番の「誰かに届くはずだから…!」は心に響きますね。

 

2期では入学希望者を増やすために奮闘する千歌たちAqours。その想いは浦女のみんなに、内浦のみんなに、アキバドームの大観衆に届きます。そして画面を超えて僕達の元へも。その想いを受け取ったが最後、僕達の「One More Sunshine Story」を探さなければならない。

 

 

走って走って行きついた先には何かがあるんだろうか。

そんなの「追いかけてるときは笑顔が止まらない」なら考える必要はない。

 

この先独りじゃ不安だな。

大丈夫。絶対に同じ輝きを追い求めて「待ち受ける人」がいるから。

 

自分が夢を追い求める理由は?

そんな大層なものはいらない。「どきどきしたいから」、それだけで良い。

 

 

そんな、好きなものに対してがむしゃらに前へと進む力をくれるのが「One More Sunshine Story」なんだと。そう僕は思います。

 

 

こんな曲を実際に伊波さんが披露したら?

 

 

偉そうなこと言って始めましたが彼女が考えていることなんて何一つわからないんですよ。本人じゃないんで。でも彼女の生き様のようなものに強く強く心を打たれた自分がいました。初めはメルパルクホールでの「終わりじゃないよ、始まりだよ!」の一言。それからというものの、○○役ではなく、1人の人間として伊波杏樹さんに惹かれていきました。なんというか、伊波杏樹さんの在り方にいつも勇気をもらえるんですよね。

そんな伊波さんの在り方が語られているのがVOICE BRODY vol.2でのインタビュー。

 

輝きとは好きなことを好きであり続けること、好きであり続けることが原動力となって起こせる奇跡がある

 

ラブライブ!サンシャイン!!」TVアニメ2期を終えて見つけた輝きは何か、という問いに対しての伊波さんの回答です。「ラブライブ!」が絶頂期の中、その後継グループのような存在であるAqoursのリーダー、高海千歌役に抜擢された伊波さん。大役を背負い、苦悩しながらも「好き」を貫き通すことで高海千歌ちゃんを、Aqoursを、そして僕達を想像もしないような場所まで導いてきてくれました。

 

そんな道筋を辿ってきた彼女だからこそ、より力強い言葉になります。

 

いろいろなことを経てみて「大好き」って言葉にしなきゃ伝わらないし、大好きなものをきわめてもっと好きになっていかなきゃならない。そうすることで大丈夫になっていくんだなっていうことは感じるんですよね

 

この好きなものに対する姿勢は本当に共感できます。僕も好きなものへの在り方、みたいなものを書き殴ったことがあるんですよ。下にリンク貼っておくので是非読んでください。あまり人に読ませるものではないのかもしれないんですけど、上記の伊波さんの言葉に少しでも共感を覚えた人は何か感じるものがあるんじゃないかなと思います。その感じたものは是非大事にしてください。

 

saketyaduke11.hatenablog.com

 

 で、なんでこんな記事を書いたかっていうと

 

好きなことを好きでい続けることの勇気って、いる人はいると思うんです。好きだからこそ、何かの拍子に苦手になっちゃったり挫折してしまうこともある

 

これなんですよね。伊波さんと僕では悩んでいたことのスケールがまるで違うんですけど、好きなものを好きでい続けることっていうのは結構勇気がいることだと思うんです、僕もね。伊波さんはそんな人にまで寄り添ってくれるんですよ。おそらく自分がそうだったから。

彼女、自分でも色んな所で言ってるように基本ネガティヴなんですよね。人気絶頂のコンテンツで活動をしていて、なおかつTwitterのフォロワーも30万人近くいるのにキャパが500くらいの箱でソロイベやるんですよ?信じられます?「○○役の伊波杏樹じゃなくて一人の人間としての伊波杏樹を好きな人なんているのかな」なんて言って(ソースは忘れました)。

ソロイベに行けなかった者としては、いくら初めてのソロイベだからってもっと大きい会場でやってくれてもいいじゃん、なんて思ってました。でも、彼女が一歩を踏み出す舞台としてはちょうどいい距離感の会場だったのかなと最近思えてきました。一歩成長だね。

「Le merveilleux VOYAGE」に参加できた方々、是非誇ってください。あなたたちは伊波杏樹の華々しき船出を見届けたんですから。その体験を絶対に後悔させませんよ彼女は。

 

そしてもう一つ、あのソロイベには爆弾がありましたよね。そう、「NamiotO vol 0.5 ~cover collection~」です。そこに込められた想いを綴ったブログではこんなことを言っていました。

 

タイトルの「0.5」
これはいろんな作品で役から私を知ってくれた方が
たくさんいる中で、
いつか伊波杏樹として歩き始めた時に
それを〝1〟とするか〝0〟と思うかは人それぞれで。
全然それでよくって( ˙ᵕ˙ )
だからこそ
その中で感じれる想いや届けたいことがある
絶妙な〝いま〟を意味して 0.5 としましたっ

 

どんな考えだって尊重してくれるんですよね。人によって考え方や感じ方は違うから。僕の在り方を肯定してくれたから彼女の在り方も全力で肯定したくなる。そこにあるのは感謝の気持ち。彼女が大切なものをくれたからお返しに大切なものを上げたい。あなたを応援している人はここにいるんだよ、と示し続けたい。だから僕は応援するんです。

 

  • 2人の「One More Sunshine Story」

こんな風に、どんな「好き」の形をも肯定してくれる伊波杏樹さんが歌う「One More Sunshine Story」めちゃくちゃ楽しみじゃありませんか?

僕は何よりも楽しみです。どんなに自信のない人間にも前に進む勇気をくれるから。伊波さんもこの曲に勇気をもらったのではないかなと思います。

この曲で言われていることは伊波さん(や僕)の考えとは正反対だと思うんですよ。ネガティヴな人ってのは何かにつけて理由をつけたがるんですけど、千歌ちゃんは「そんなのいらねえ!」って言ってるんですよね。…いや、いらないとは言ってないんですけどそもそも好きなものに対しての理由を「どきどきしたいから」「きらきらしたいから」しか必要としてないんですよ。そんな無条件に好きなものを好きでいられる人に憧れるんです。

20年も生きてくるとどうしたって生き方の根っこの部分というものは変えられないんですよ。それはもう個性だから。そんな自分だけの在り方を尊重してくれるのが伊波さんで、まだ見ぬ未来へと前に進む力をくれるのが千歌ちゃんなんです。最強の二人かよ。

 

と、まあ一通り言いたい事も言い切ったのでここらへんで終わりにします。

 

最後に一つ。

 

高海千歌役の伊波杏樹でいるときは、彼女の人生を背負って何事もしていきたいなと思います。私も彼女を喜ばせたいですから

 

好きでい続けたらいつか叶う夢もあるんだっていうことをホントに知りました。好きだからこそ絶対に気は抜かなかったし。だから、"高海千歌"という一人の女の子が大好きです。いつか、彼女からも「大好きだよ」って言われたいですね

 

 これもVOICE BRODY vol.2から。「誰かを喜ばせたい」「好きだと言われたい」。そんな気持ちが彼女の原動力なのかもしれませんね。3rdライブはそんな喜びと好きに溢れたライブになると思います。楽しみだなあ。